1日のうち6~8時間、髪や肌が直接触れている枕カバー。みなさんはこだわっていますか?
本日は、寝ながら美容で話題のシルクの枕カバーについて。ヘアケア、スキンケアだけじゃない?!シルク枕カバーの効果とデメリットまでご紹介します。
シルクが美容に良い理由とは?
シルク(絹)の成分は、18種類のアミノ酸を含むタンパク質で、ヒトのお肌に最も近い天然繊維。「第二の肌」とも呼ばれています。
軽く、なめらかな肌触りで、低刺激のため、敏感肌の方や化学繊維が合わない方も安心して使える素材です。
シルクの吸湿性は、コットン(綿)の約1.3~1.5倍、放湿性は約1.5倍。余分な湿気だけをなくして適度な水分量をキープします。
天然の保湿成分で、お肌や髪の潤いを保ち、乾燥対策や静電気による刺激を防止します。
シルク枕カバーの効果とは?
天然の美容効果を備えたシルク素材の枕カバーを毎日使うと、具体的にどのような効果があるのでしょうか。
摩擦によるダメージ減
肌荒れや、枝毛、切れ毛の原因の1つとして、寝ている間の枕との摩擦が大きく影響しています。
なめらかな肌触りが特徴のシルクは、お肌や髪との摩擦が起こりにくいため、摩擦によるダメージを軽減できます。
摩擦による寝ぐせを予防するため、朝のヘアセットもしやすく時短になります。
保湿(調湿)効果
睡眠時、一晩でコップ1杯ほどの汗をかくと言われています。
前述の通り、シルクは天然繊維の中でも特に、吸湿性と放湿性に優れた繊維です。
たくさん汗をかきやすい夏は、汗を素早く吸収、放出するため蒸れにくく、また通気性も高いため、サラっとした肌触りです。
乾燥が気になる冬は、適度な水分量をキープし、保湿効果を実感できます。
保温効果
シルクは、小さな穴がたくさん空いている多孔質構造で、繊維の中に隙間があります。この隙間に空気をたくさん含むことができるため、外の温度に影響されにくいという特徴があります。
温かい空気を逃がさないため、触れてもひんやりし過ぎません。
睡眠の質の向上
摩擦の軽減によって寝返りしやすくなったり、快適な温度・湿度を保ってくれるため、眠ってから朝まで安眠でき、睡眠の質向上にも効果的です。
シルク枕カバーのデメリット
良いことづくしに思えるシルクの枕カバーですが、デメリットもあります。
お手入れ(保管)が面倒
枕カバーの洗濯目安は、週に1~2回ほど。寝ている間にたくさんの汗をかくため、衛生面にこだわる方なら毎日洗うことも。
一般的な生地と比べると、シルクは非常にデリケートです。繊細な生地を傷つけないよう「手洗い」すると、とても手間がかかります。
また、直射日光に弱く、紫外線があたると変色してしまうため、干すときも注意が必要です。
さらに、タンパク質繊維であるシルクは、衣類害虫に食べられてしまう可能性があるため、防虫剤を置くなど、保管方法も気をつけなければいけません。
買い替えの頻度が高い
毎日使う枕カバーは、生地の傷みが早いです。特に繊細な生地のシルクは、シミや傷ができやすいため、買い替えのサイクルは早くなってしまいます。
傷んだ生地のシルクを使い続けると、お肌や髪への刺激になり逆効果に…。高価なシルク枕カバーは、コスパが悪いと感じてしまう人も多いです。
すべりやすい場合も…
シルクのナイトキャップや枕カバーを販売しているお店はいくつもありますが、ほとんどがツルツル・テカテカした「シルクサテン」生地が主流です。
すべすべの肌触りで気持ち良く寝ても、朝起きると、ヘアキャップが脱げていたり、枕がどこかにいってしまっている…なんて経験がある方も多いのではないでしょうか?
おすすめのシルク枕カバー
日々の暮らしにやさしい下着『ボディヒンツ』オリジナル「日本製 シルク100%フライス編み」シリーズ。
シルクなのに、伸びがよく、身体にフィット!さらに洗濯機(ネット必須)で洗えるため、手軽にスキンケアできるデイリーインナーとして人気のシリーズです。
たくさんのリクエストにお応えして、表側シルク100%枕カバーができました!
こんな人におすすめ!
・髪の毛のパサつき、お肌の乾燥が気になる
・寝ている間もケアしたい
・朝のヘアセットに時間をかけたくない
・ツルツル、テカテカした枕カバーが苦手
・ずれにくい枕カバーがほしい
・ファスナーはいらない
・洗濯機で洗いたい
これからシルクの枕カバーに変えてみようという方はもちろん、今まで使っていたシルクのナイトキャップや枕カバーに不満がある方など、ぜひ1度おためしくださいませ☆