ホールガーメント®3Dニットのメリット・デメリット
- 2018.03.09
- 更新日:2023.02.14
- 下着のコラム:Column 下着のナゾ:Mystery
- シルク, インナー, 下着, シルクインナー

本日は、ボディヒンツの『無縫製ホールガーメントニット下着』について、メリット・デメリットを説明したいと思います。
ホールガーメント®とは
株式会社島精機製作所さま開発の、裁断も縫い合わせもしない、1着まるごと編み上げる製法から生まれたニットインナーです。
縫い目がない製法で作ることで、ゴロつかず、なめらかな肌触りで、ストレッチ性に富んだ動きやすいニットウェアができあがります。
一般的なカットソーといわれるカット(裁断)&ソー(縫製)ニットと違い、必要な分量の糸のみで1着まるごと編み上げるので、資源を無駄にせず環境にもやさしいエコな製品なんです。
↑【ホールガーメント編み機】入力したデータ通りに自動的に編み上がっていく様子は、まさに衣類の3Dプリンターです。さらに進化すると、ドラえもんのひみつ道具みたいにポンっと服が出てくる未来が来るかもしれません…♪
ボディヒンツオリジナルの無縫製ホールガーメント®️シリーズ
シルクソフトニットインナー(現在販売終了)と、外側コットン内側シルクの腹巻付きレギンス。とってもソフトな肌当たりで着心地の良いニットです。
ボディヒンツのホールガーメント®ソフトシルクニットウェアは、長めの丈でお腹すっぽり。私はV首8分袖インナーがお気に入りです。赤ちゃんも好きな素材です。その他、リラックスタイムに最適♪ゆるっとはける「もんぺパンツ」も入荷しました!
下着としてのメリット
- ふわっとした着心地の良さ。直接肌に触れる下着や肌着に最適♪
- 縫い目やゴム糸がないので、縫い目やゴムによる痒み、かぶれ、ゴロツキがない。低刺激で肌に優しい!
- 継ぎ目がないので動きやすい!身体の動きにニットの編みがついてくるためラクラク。
- 見た目が下着っぽくない などがあります。
下着としてのデメリット
- 製法上ある程度の糸の太さが必要なため、やや厚みがでる。タイトなパンツには不向き?
- ゴム糸が入っていない為、編み方によっては襟ぐりや袖口に少しツッパリがある場合が。
- 見た目が下着っぽくない などなど。
こう見ると、ホールガーメント® はメリットにもデメリットにもある“下着っぽくない”って何かな?って気になってきますね。
下着好きな方はご存知、フランスの120年以上続く老舗下着屋さんプチバトー( petit-bateau. )。
ボディヒンツ運営元の(株)タカギは、ショーツ製造販売50年ほどですので、頭が上がらない大先輩です。
そんな大先輩も下着といえば、ライトリブ編み:とても柔らかく軽い、第二の肌のような…という薄手のフライス素材を指しています。ここでいうリブがフライスですね。
ボディヒンツもフライス編みの下着らしい素材は大人気です。
ホールガーメント®︎のような完全無縫製ではないですが、丸編み(腹巻のような胴部分に縫い目がない)生地を多く取り扱っています。
脇に縫い目のないシルク100%フライスインナー
接結編み(フライス組織)脇に縫い目のない綿100%エアリーニットガーゼインナー
さて、あなたは「下着っぽい下着」と「下着っぽくない下着」、どちらがお好みですか?
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