ホールガーメント®3Dニットのメリット・デメリット
- 2018.03.09
- 更新日:2019.03.08
- 下着のコラム:Column 下着のナゾ:Mystery
- シルク, ホールガーメント

ホールガーメント®3Dニットのメリット・デメリット
こんにちは。
今日はボディヒンツの『無縫製ホールガーメントニット』下着について、メリット・デメリットを説明したいと思います。
ホールガーメント®とは
株式会社島精機製作所さん開発の、裁断も縫い合わせもしない、一着まるごと編み上げる製法から生まれたニットインナー。
縫い目がない製法で作ることで、ゴロつかずなめらかな肌触りで、ストレッチ性に飛んだ動きやすいニットウェアができあがります。
一般的なカットソーといわれるカット(裁断)&ソー(縫製)ニットと違い、必要な分量の糸のみで一着まるごと編み上げるので、資源を無駄にせず環境にもやさしいエコな製品なんです。
ホールガーメント編み機。入力したデータ通りに自動的に編み上がっていく様子は、まさに衣類の3Dプリンターです。
さらに進化すると、ドラえもんのひみつ道具みたいにポンっと服が出てくる未来が来るかもしれません。
▼ボディヒンツオリジナルの無縫製ホールガーメント®️
シルクソフトニットインナーと、外側コットン内側シルクの腹巻付きレギンス。
『シルク47%』『レーヨン53%天竺』で構成された、とってもソフトな肌当たりのきもちがいいニットです。
ボディヒンツのホールガーメント®ソフトシルクニットは、腰まで丈があるのでお腹も隠せますよ。
私はV首8分袖インナーがお気に入りです。赤ちゃんも好きな素材です。
下着としてのメリット
- ふわっとした着心地の良さ。直接肌に触れる下着や肌着に最適♪
- 縫い目やゴム糸がないので、縫い目やゴムによる痒み、かぶれ、ゴロツキがない。低刺激でお肌に優しい!
- 継ぎ目がないので動きやすい!身体の動きにニットの編みがついてくるためラクラク。
- 見た目が下着っぽくない
などがあります。
下着としてのデメリット
- 製法上ある程度の糸の太さが必要なため、やや厚みがでる。タイトなパンツ時には不向き?
- ゴム糸が入っていない為、編み方によっては襟ぐりや袖口に少しツッパリがある場合が。
- 見た目が下着っぽくない
などなど・・・
こう見ると、ホールガーメント® はメリットにもデメリットにもある
“ 下着っぽくない ”
って何かな?って気になってきますね。。(私だけ?笑)
下着好きな方はご存知だと思います、フランスの120年以上続く老舗下着やさんプチバトー( petit-bateau. )。
ボディヒンツの運営元タカギは、ショーツ製造販売50年ほどですので頭も上がらない大先輩ですね。
そんな大先輩下着やさんも下着といえば、“ライトリブ編み。とても柔らかく軽い、第二の肌のような・・・・”
という薄手のフライス組織を指しています。
ここでいうリブがフライスですね。
ボディヒンツもフライス編みの下着らしい組織は大人気です。
またホールガーメント®︎のような全部無縫製ではないですが、無縫製の機能も持ち合わせています。
▼脇シームレスの脇に縫い目のないシルクフライスインナー
脇に縫い目がないシルクのカップ付きインナーってこんなに快適・・
▼接結編み(フライス組織)脇に縫い目のないエアリーニットガーゼインナー
日本アトピー協会推薦の綿100%接結ガーゼインナー。極細高級綿糸が作り出す肌触りのよさとふわふわ感は下着にもってこいの素材です。
▼無縫製・接着 フィラメントシルク フリーフィットブラ&ショーツ
さて、あなたは 下着っぽい下着 と 下着っぽくない下着
どちらが好きですか?
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