下着の毛玉をなるべく作らないために

下着の毛玉をなるべく作らないために

9月に入り、関西もすこし涼しくなってきました。
9月半ばになると、一度はセーターに袖を通す方も多いのではないでしょうか?

また、寝るとき長袖インナーのまま寝ることも増えてきます。そんな時季から気になるのが〖毛玉〗
今日は、毛玉がなぜできちゃうのか、毛玉をできにくくする方法は何なのかを探っていきたいと思います。

毛玉ができにくい繊維、できやすい繊維は?

「毛玉」とは、字のごとく「毛(繊維)の玉」です。毛玉は生地の擦れによって出現します。

毛玉ができにくい繊維

天然繊維の中では、糸の長さが長いものはできにくく、ボディヒンツの繊維でいうとシルクインナースーピマコットンインナーはできにくいです。

また、化学繊維は繊維長が長いのでできにくく、テンセル(再生繊維)のショーツも加工されているのでできにくいです。

毛玉ができやすい繊維

最も毛玉ができやすいものは、繊維長と違うものを混紡してできた繊維です。

これは、使用していると擦れることで、短い繊維が長い繊維に落ちずにくっつき、それが毛玉として下着に残ります。

また編み方も要因の一つで、ソフトでふっくらした編みのものほど、同じ繊維長であっても毛玉は起こりやすいです。

ボディヒンツの下着ですと、糸が細く非常にソフトなエアリーガーゼのコットン100%インナー米ぬか繊維のインナーが当てはまります。

毛玉ができにくい洗濯方法

長くご愛用いただくためにも、毛玉をつくりにくくするお洗濯方法をご紹介させていただきます。

1. 網目の細かいネットに入れて洗濯する

荒いものではなく、キメの細かいもので、ジップもきっちりしめてください。

2. ジーンズや硬い繊維の衣服と一緒に洗わない

硬い生地は柔らかい下着の生地からすると、石と洗うようなものです。

3. 柔軟剤を使用して、静電気を起こりにくくする

柔軟剤には、陰イオン界面活性剤がふくまれているため、静電気がおこりにくくなります。静電気は繊維を立たせて毛玉を起こす原因になります。

毛玉を取る方法

それでもやむなく毛玉が出来てしまったときは、この方法をお試しください。

下着の毛玉は非常に細かいため、通常の毛玉取りでは取れにくいです。

洋服(アウター)ではないので、気する方は少ないかもしれませんが、スポンジの粗い方(一般的な黄色と緑のスポンジなら緑の硬い部分)で軽く表面をなでると目立たなくなります。

※注:キツくこするのはNG!ご注意ください。

どれだけ注意していても、日常生活ではどうしても擦れは起こります。毛玉を100%防ぐというのは無理かもしれません…。

それでもここに書いた方法で、気持ちの良い下着を少しでも気持ち良いままで、ご使用いただけたらと思います(^^)

毛玉のできにくい下着一覧

シルクの下着

スーピマコットンのショーツとブラ

テンセルのショーツ