オーガニックコットンとコットンの違いとは?
- 2020.07.06
- 更新日:2020.07.17
- 下着のコラム:Column
- 布ナプキン, コットン, 綿, 靴下, オーガニックコットン

私たちにとって最も身近な天然素材、コットン。
Tシャツやパジャマ、下着などの衣服をはじめ様々なものに使われています。
価格も手ごろで洗濯やお手入れもしやすく、ふんわりとした肌ざわりが心地いい。人気の天然繊維です。
コットンの中でも特にオーガニックコットンは、肌に優しいだけではなく地球環境にも優しい素材として注目されています。
なんとなく肌に優しいイメージがあるけれど、普通のコットンと何が違うのか。
今回は、そんなオーガニックコットンについて詳しくお話していきたいと思います。
オーガニックコットンとは?
オーガニックとは「有機栽培」という意味があり、オーガニックコットンは、2~3年以上化学肥料や除草剤などの農薬をいっさい使わずに栽培された綿花のことを指します。
厳しい基準に定められた有機肥料の使用や、殺虫剤の代わりにてんとう虫などの益虫(えきちゅう)を畑に放ち害虫を食べさせたり、昔ながらの自然な栽培方法で、手間暇かけて作られているのです。
このような時間と手間がとてもかかる為、現在オーガニックコットンはコットン全体の1%にも満たない量しか作られていません。
オーガニックコットンを選ぶ理由
通常の綿花栽培では害虫の駆除だけでなく、収穫前に枯れ葉剤をかなりの量使用している為、大量の農薬や化学肥料が使用されています。
過剰な量の化学肥料を使い続けると地下水が汚染され、土壌では微生物などが生息できなくなり、土地はどんどんやせて作物を育てる土壌の力が減少。
最終的には植物も微生物や虫も寄り付かない土地になってしまうのです。
さらに、このような化学物質を使い続ける事で綿花を育てる農場の人たちの健康を害する恐れもあるのです。
通常栽培されたコットンでも残留農薬はとても少なく、オーガニックコットンとの品質そのものに違いはほとんどありません。
しかし、オーガニック(無農薬)で綿花を育てることで地球に与える負荷を減らし、農家の方の健康を守ることが出来る。オーガニックコットンは地球にも人にも優しい天然素材なのです。
オーガニック紙ナプキン
大切な生理の時間を、心地よく自然体で過ごしてほしい。そんな願いから生まれたオーガニックコットンのナプキン[シェリコット]。
デリケートなお肌に触れるセンターシートにはオーガニックコットンだけを使用した不織布を採用。
さらに漏れ防止機能付きコットン100%サイドガード採用しているので、肌に触れる部分をすべて肌にやさしいコットンになりました。
デリケートゾーンに直接触れるものだからこそ、素材にこだわり身体にやさしいものを選ぶとより安心です。
生理中のデリケートゾーンのかゆみやかぶれ、黒ずみの原因のひとつ「蒸れ」。
シェリコットはムレを軽減する通気性防水シートを採用。水分は通さず湿気だけをパッドの外へ逃がしてお肌のムレを防ぎます。
通気性が良くなることで、生理中のイヤなニオイが軽減でき、快適に過ごすことができます。
オーガニックコットン リブ靴下
冷え取り健康法にも使えるオーガニックコットンの先丸ソックス。
素材が持つ特性をフルに活かし、肌にあたる部分に化学繊維を使用しておりません。
コットン特有の、柔らかく心地よい履き心地が気持ちいい。
かかとつきで強度もあり、普段使いもしやすいデザインです。
ふわふわやさしい肌ざわりの良いオーガニックコットン。
オーガニックコットンを選ぶことは環境保全・社会貢献にもつながります。
カラダにも心にも、やさしい素材を選んでみませんか。
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