【ものづくり】調達チームってどんな部署?

【ものづくり】調達チームってどんな部署?

こんにちは。今回は、ボディヒンツ運営元である株式会社タカギこだわりのものづくりに関わる重要な部署「調達チーム」について!

株式会社タカギは、今年で93周年を迎える老舗下着メーカーです。(2023年現在)長年ものづくりと向き合ってきた株式会社タカギですが、様々な部署があり、自社工場も含む全社で、協力しながら、日々こだわりのものづくりに励んでいます。

こだわったものをつくるには、こだわった材料も必要不可欠。ものをつくるだけではなく、材料を調達・管理することも欠かせない役割です。なかなか知られていない、だけど、ものをつくる上でとっても大事な役割を担う部署「調達チーム」。どんなお仕事をしているか、ご存じでしょうか?なかなか知ることのできない「調達チーム」のお仕事や、どんな人が働いているのか?などなど、今回は詳しくご紹介します★

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そもそも「調達」ってなに?

一般的には、品物や金銭、サービス、労働力などを用意することを「調達」といいます。

ものづくりにおいて、「調達チーム」の主な業務は、必要な資材を必要な分だけ、購入したり、準備し、計画通りにものづくりができるよう、資材を使用できる状態に整えることです。

それだけでなく、株式会社タカギの調達チームは、日々、マニアックな業務をたくさんこなしています。早速本題に入っていきましょう!

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調達チームって何をする部署?

調達チームは社内の中でも縁の下の力持ち的な部署になります。
目立つ部署ではありませんが、こだわりのものづくりを継続するには、とても重要な業務をしているチームです。メンバーは現在、女性5名、男性3名で構成された8名のチーム。

主に、こだわりの新商品をつくるため、「資材の発注」「精密な登録」「工場で製品の生産をするための段取り」「材料品質検査」「品質ネームの作成」などの業務を行っています。
お肌にやさしいをモットーに、お客様に永く愛用して頂ける商品づくりの基となる、こだわりの材料を提供できるよう、日々業務に努めています。

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資材は、つくられる

ひとくちに、こだわりの材料といっても、種類は様々。生地になる前の糸・編み立てられた生地・レース・テープなど、資材は本生産前に試作を行います。ぱっと買うだけ!みたいなイメージがありますが、材料をつくる手配からが調達チームのお仕事です。

材料は試作段階から、品質や着用感を最優先として、工場での本生産(本番の資材製作)につなげます。 試作は、1度だけではなく、場合によっては数回繰り返すこともあります。物性面、着用感を確認し、OKとなった材料のみが製品になります。厳しい女性社員の着用試験をクリアすることが必須条件です。

一本の糸がこだわりの詰まった生地

たとえば「生地」調達の場合

生地になる原糸の、種類や太さなどの設定をし、生地を編立てる特に重要なポイントでは、編立職人様と密に連携をとって、染色加工まで進行します。スムーズに進むことは少なく、なかなかデータ通りにはいかないので、職人の技を活かして慎重にこだわりの資材を目指し、進めています。
前と同じように進行しても、全く同じには仕上がらないのが「ものづくり」の肝。天然繊維は特に、特性上、季節ごとに微妙な差があり、調達する上で、それが難点でもあれば、ならではの良さでもあると感じます。なので、試作は、毎回出来上がりの具合をチェックしてから、慎重に進行していくようにしています。

株式会社タカギ

メンバー紹介

こんな人たちが「こだわりのものづくり」を守ってくれています!「調達チーム」のメンバー紹介★

諸事情によりディ〇ニー風のお顔に加工しております(笑)驚かないでくださいね。

1.資材発注/管理~商品登録/管理 担当

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▼印象的な業務ピックアップ▼

【資材の色確認】

専用の蛍光灯の下で、資材の色確認をします。生地やレースなどの資材は、糸を編立て生地にしたあと、染色工場で染色加工を行います。デザイナーが指定した理想の色に仕上げてもらうのですが、染色加工場が違うことや、同じ工場でも、その時々の季節によって、なかなか理想の色/今まで通りの色には染まりません。身生地とレースが同じ色に上がって来ているか、これまでの色との差や、変化の過程など、最近の傾向を観察しながら、この色で本番生地、資材に進んでOKかを判断します。色が合わない場合は、再度染色しなおしの判断を早急にして、工場に連絡が必要となります。(この判断が非常に難しい作業)

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2.倉庫管理~出荷 担当

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▼印象的な業務ピックアップ▼

【出荷作業】

資材倉庫から出荷する資材の取り出しと数量チェックをします。資材は国内や海外の工場に出荷されていき、製品になります。製品になる前の資材は、発注・調達したら、倉庫にて保管し管理します。時折入れ替わっていくそれぞれの資材が、どこに、どれだけあり、各資材の容量や、いつどこに送るかなど、正確に把握する必要があります。管理する表や、輸出入のインボイスなど、必要な資料づくりも至難の業。メンバーで協力しながら、何度も確認をします。

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3.CAD業務 担当

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▼印象的な業務ピックアップ▼

【CAD業務】

CADは、「キャド」と読みます。 Computer Aided Designの略で、コンピュータ支援による設計という意味。簡単にいうと、コンピュータ上で設計や製図を行うツールです。そんな、CADを用いて、サイズ展開をつくり、パターン設計をします。どのようなサイズ展開にも対応でき、アイテムや素材の特徴も考慮したサイズピッチとルール作りをします。使用する生地に合わせてのマーキングシートを作成し、生地に対してどれだけの製品がつくれるか、無駄なく裁断できるかなど、精密なデータ作成を行い、生産に進むための準備を行います。CADがあることで、生産クオリティも上がるといえます。

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4.試験室 担当

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▼印象的な業務ピックアップ▼

【オートグラフ】

生地の伸長率を測定します。専門の機械を用いて、一定の力をかけたときに生地がどれくらい伸びるか・元に戻るかをチェックします。これは着用に大きく影響する試験なので、とても大事な検査項目です。

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【洗濯試験】

洗濯後の寸法変化率を調べる試験です。30㎝×30㎝にカットした生地の端をミシンで縫い、20㎝×20㎝のところに印を入れ、洗濯後の寸法変化を測定します。点が均等になっていなければ、歪みやねじれがあると判断し、何cmずれたかなど、洗濯前の状態と比較します。

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【デマッチャー試験機】

専門の機械で伸縮疲労度を検査します。着用を繰り返したときにポリウレタン(伸縮自在の弾性糸)が切れて着用感が悪くならないよう、テープ、レースなどの資材を素早く7,500回引っ張って試験をします。この試験にクリアした資材のみが製品化となるオーディション形式。

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【破裂強度測定器】

専門の機械でゴム膜が資材(生地)を突き破る圧力を測定します。着用した際に生地が破れることのないように使用生地の強度を検査する試験です。

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まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます!いかがでしょうか?こだわりのものづくりを支える縁の下の力持ち「調達チーム」について、少しでも知っていただけたら嬉しいです★

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