本日、3月2日は「サニの日」です。「サ(3)ニ(2)タリー」の語呂合わせから、生理期間をより楽しく、快適に過ごすこと、女性が自身の身体について考える日になれば…との願いが込められているそうです。
本日は、生理のお悩みのなかでも上位にくる「蒸れ対策」について。
デリケートゾーンを蒸れたままにしておくと、不衛生なだけでなく、肌のかゆみ、かぶれなど肌トラブルの原因になります。
肌荒れが起こる前に、少しでも生理週間を快適に過ごすためのヒントをご紹介します。
生理のときに蒸れる原因とは
・デリケートゾーンは特に蒸れやすい
デリケートゾーンの皮膚は、実は汗腺が多いんです。汗をかきやすい脇の下と同じ汗腺が2つあり、ニオイの原因にもなります。常に下着や洋服におおわれていて、サっと汗をふくことができないため、脇の下よりも清潔に気をつけないといけません。
・通気性の悪い下着
かわいいデザインの下着は化学繊維のものが多いため、通気性悪く、熱がこもりやすいです。
また、締め付けの強いガードルや、サイズの合っていない下着などは、血行不良の原因にもなります。
下着同様、化学繊維のタイツやレギンスを重ね着すると、さらにデリケートゾーンに熱がこもって蒸れてしまいます。
・生理用品
生理用の紙ナプキン(ケミカルナプキン)は、肌に触れる面積が広く、密着感があるため、通気性が悪くなります。
最近のナプキンは、経血をすばやく吸収し、外に漏らしませんが、裏を返せば、それだけ通気性が悪いということになります。
最近では、膣の中に挿入して使用する「タンポン」や「月経カップ」なども普及していますが、ナプキンやおりものシートと併用することが多いです。
デリケートゾーンが蒸れたままだとどうなる?
湿気がこもった状態が続くと、雑菌が繁殖し、かゆくなったり、ニオイの原因になります。
また、肌がかぶれたり、湿疹などの肌トラブルだけでなく、感染症を引き起こしたりもします。
生理のときの蒸れ対策とは
生理のときに蒸れやすい原因が分かったところで、具体的な蒸れ対策を3つご紹介します。
・対策① 生理用ナプキンはこまめに取り替える
同じナプキンを長時間つけていると不衛生になり、雑菌が繁殖します。
デリケートゾーンが、経血や汗で湿った状態が続かないように、ナプキンはこまめに取り替えましょう。
・対策② 通気性のよいサニタリーショーツ着用する
紙ナプキンの進化とともに、普段と同じショーツでも漏れることは少なくなりましたが、蒸れ対策にはやはり、生理用のサニタリーショーツを着用するのがおすすめです。
ショーツの生地は、化学繊維ではなく、コットンやシルクなど通気性のよい、天然素材のものを選びましょう。
通気性が悪いイメージの防水布ですが、最近は透湿性の高い「綿混防水布」も増えています。
ショーツのマチ部分のみ防水布がある「昼用」と、ウエストまで幅広く防水布がある「夜用」を使いわけて、蒸れ対策と、横漏れ・つたい漏れなど漏れ対策もできる、安心なサニタリーショーツを着用しましょう。
下着だけでなく洋服も、厚手のタイツやスキニーパンツは避け、スカートにするなど工夫してみましょう。
・対策③ 布ナプキンに変えてみる
布ナプキンとは、その名の通り、布製の生理用ナプキンのことです。
素材は、通気性のよいコットンが多く、完全に布を重ねただけのものもあれば、吸水パッド入りでしっかり漏れ対策されているものもあります。
紙ナプキン同様、こちらもこまめに取り替えることが大切です。
ケミカルナプキンによる肌荒れにお悩みの方には、特におすすめです。
洗って繰り返し使える布ナプキンは、洗濯などお手入れが大変と思われがちですが、最近では、漏れないのに汚れ落ちが良いものが増えているので、布ナプキンを続けるためにも、お手入れが簡単なものを選びましょう。
布ナプキンユーザーの声をご紹介
「市販品の生理用ナプキンを使用していましたが、痒みと蒸れがあり生理期間中は憂鬱でしたが、これに変えてからは一切ありません。また、ハイジーナにしているので肌当たりが柔らかいのも魅力的です。」
「肌触りがサラサラでとても良いです!漏れないか心配でしたが、全く問題なく使用できました。汚れ落ちがとても良いのには驚きました。お湯だけでほとんど落ちます。」
まとめ
生理時の不快な「蒸れ」を解消できれば、ユーウツな生理週間も少しだけ快適になるはず…。
ぜひ、できることから蒸れ対策を始めて、ブルーデーをハッピーに過ごしましょう。
生理期以外も、デリケートゾーンの蒸れが気になる方は『蒸れない下着とは?通気性のいいショーツの素材とタイプをご紹介!』もご参考ください。
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