生理痛をやわらげるのに効果的な食べ物・飲み物とは?

生理痛をやわらげるのに効果的な食べ物・飲み物とは?

多くの女性が悩んでいる生理痛。実は、毎日の食生活を見直すことで、改善できる場合があります。

そこで今回は、目からウロコな『生理痛をやわらげる食べ物・飲み物』について、解説していきます!「毎月、生理がくるのが憂鬱…」という方は、ぜひご覧ください♪

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生理痛(吐き気・腹痛)の原因

生理痛メカニズム

生理痛の症状は、吐き気や腹痛・頭痛・下痢など人によって様々ですが、痛みがおこるメカニズムをご存じでしょうか?

生理は、妊娠に備えて子宮内膜に貯めている栄養が、妊娠しなかった際には不要となって子宮内膜からはがれ落ち、子宮が収縮を繰り返すことで、体外へ押し出されます。

子宮の収縮は、プロスタグランディンと呼ばれるホルモンの作用によって生じます。このホルモンは、子宮だけでなく全身のさまざまな部位の筋肉を収縮させる働きがあるため、胃や腸などの筋肉も活発に収縮してしまい、吐き気や下痢などの症状を引き起こして、生理痛となるのです。

生理痛を引き起こす植物油とは?

生理痛-メカニズム

 生理痛を引き起こすプロスタグランディンというホルモン。この材料となるのが、リノール酸という物質です。

リノール酸は、一般的な植物油の主成分で、食品をこってりとして美味しくしたり、安くて保存がきくため、多くの加工品に使われています。

私たちは、あまりに頻繁に、このリノール酸を摂取しているため、プロスタグランディンが過剰につくられ、これが生理痛の原因になっていることが多いのです。

「いやいや…。私は、揚げ物もほとんど食べず、栄養バランスの良い食事をしてるのに、生理痛がキツイんですけど?」という方に、ぜひ知ってもらいたいのが、植物油が入っている意外な食品です。

栄養バランスを整えてもダメ?植物油が入っている意外な食品

生理痛改善-食事

・インスタント春雨スープ
・グラノーラ
・コンビニおにぎり
・ネギトロ
・大豆バー
・粉末カフェオレ
・サラダ(ドレッシング)

いかがですか?サラダなど、ドレッシングに油が使用されているとわかりやすい食品のほかに、ヘルシーにみえる食品にも多くの植物油が入っていたのは、驚きですね。

日本の標準的な食事がすでにオイリーなため、栄養バランスを整えても生理痛の改善は見込めません。

リノール酸を含む成分には、ショートニング・フォットスプレッド・~油(脂)・マーガリン・乳等を主要原料とする食品などがあり、これらをなるべく避けるのがGood!

予想もしてない意外な食品にも入っていることがあるため、お買い物の際には、ぜひ食品の裏をみて、成分をチェックしてから購入するようにしましょう。

生理痛をやわらげる食べ物とは?

生理痛改善-食事

 「こんなにたくさんの食品に入っているなら、油を抜くなんてムリ!」と断念しようと思った方に、朗報です。実は、生理痛を抑えてくれる油も存在するんです!

それは、ズバリっ!『魚の油』『しそ油』『あまに油』です。

EPAを多く含む『魚の油』やα-リノレン酸を多く含む『しそ油』『あまに油』は、血液をサラサラにして血行を促進し、子宮の収縮を抑えて、つらい生理痛も和らげる作用があるそう。

油の摂りすぎはよくありませんが、不足するとビタミンの吸収や成長が阻害されたり、皮膚や腎臓障害を引き起こすリスクもあるため注意が必要です。α-リノレン酸を含む油に変えたり、なるべく魚を中心とした食事にするなど、良質な油を意識して摂るよう心がけましょう。

また魚を食べる時にはEPAを多く含む、さば・マグロ・さんま・イワシ・アジなどがおすすめ♪
調理方法も、刺身や塩焼き、煮つけ・お鍋など、ノンオイルで調理して食べると効果的です。

生理痛をやわらげる飲み物とは?

生理痛改善-お茶

粉末カフェオレには、植物油が含まれているため、生理痛がひどい方は控えた方がいいことをお話しましたが、その他の飲み物はどうでしょうか?

やはり生理痛の改善には、水やお茶がおすすめ。
それ以外の飲み物は、正常な食欲や胃腸のはたらきを乱すことがあるため、おすすめできません。

コンビニなどによくあるレンジでチンする即席スープなども、野菜やしょうがなどが入って身体によさそうですが、植物油を多く含むため、生理痛にはNG。

またコーヒーが好きでよく飲むという方は、飲み方に注意!コーヒーフレッシュは植物油脂でできているので控えましょう。

生理痛をやわらげる3つの予防対策

生理痛-3つの対策

安くて保存がきく美味しい食品がつくられ植物油を過剰に摂取したり、交通整備がされ移動が便利になり運動不足になったり、はたまた温度調整ができるエアコンの普及で身体を冷やしてしまう。現代の私たちをとりまく環境には、生理痛を悪化させる要因がいっぱいです。

ここまで、生理痛をやわらげる食事についてお話してきましたが、上記のとおり、そのほかにも2つ効果があるという予防対策がありますので、ご紹介します。

2. 適度な運動

生理痛改善-運動

 適度な運動も生理痛を予防するのに、重要な働きをします。

運動をして血液がサラサラになると、不要な子宮内膜もはがれやすくなり、生理痛が軽くなる効果があります。

外出しづらくなかなか運動できない場合は、エレベーターの代わりに階段を使ったり、お風呂上りにストレッチをするなど、無理のない範囲で続けられることから始めてみるといいですね。

また生理中は、貧血気味になるため、激しい運動は控えるのが吉。
過労をさけて、十分な栄養と睡眠で身体を労わり、ゆっくり休めるよう心がけましょう。

3. 冷えの改善

生理痛改善-入浴

生理痛は、身体の冷えと密接な関係があるといわれています。冷えの原因は、特に末端の血管に血液が行き渡らない血行不良です。

冷え性で代謝が落ちると、血行不良で血液がドロドロになり、子宮内膜が子宮にはりつき、つらい生理痛を引き起こす。そんな悪循環に気づかずにおちいっている場合があります。

冷えは万病のもと。エアコンなどで冷えてしまいがちな身体をしっかり温めてあげることも重要です。

入浴の際は、シャワーで済まさず、お風呂でゆっくりお湯につかり身体を温めましょう。

また身体に一番近い下着で、下半身を温めるのもおすすめ。

下着選びは、自分の身体を考える大切な時間です。自分の身体やライフスタイルにあわせて下着を選ぶことで、生理でも快適に過ごすことができます。

生理時は、経血や紙ナプキンのポリマーで身体が冷えやすくなっています。温熱効果のある特殊な生地や天然繊維でやさしく保温する布ナプキンetc…今や、生理のケア商品はどんどん進化し選択肢が広がっていますので、ご紹介したいと思います。

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まとめ

ここまでご紹介した食事の改善・適度な運動・冷えの改善は、生理痛だけでなく、さまざまな現代病の改善に期待ができます。

「意識して生活習慣を見直してみると、アレルギーや肌荒れも改善された!」なんて、嬉しいお話も。

現代は、医療も発達し、自分に合った選択肢がたくさんあります。日常生活に支障をきたすほど生理痛が重い方は、痛みをガマンせず医師に相談してください。

生理痛-医師に相談

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【まずは1ヶ月間やってみよう!】
・植物油は、なるべく摂らない
・なるべく魚メインの食事をする
・飲み物は、水orお茶にする
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「今月は食事も運動も気をつけた!」と思えたときは、生理痛が本当に軽くなるのか、次の生理が少しだけ楽しみになるかもしれません。

食事を変えて効果があると、ガマンを続けてしまいますが、極度な制限は必ずリバウンドにつながります。食べ方を調整したり、食べたくなったものは、量を減らして食べてみるなど、自分に合った食事習慣をみつけてください。

あなたの生理痛が軽くなり、快適な毎日がおくれますように。