すっかり秋も深まり、過ごしやすい気候になりましたね。
身体から汗をかかない代わりに、「足の裏や指の間の汗」が増えてきた気がしませんか?
実はこれ、気のせいではなく、秋や冬は足汗が多くなる季節なんです!
秋から冬になると忘年会や新年会のシーズンに突入し、靴を脱ぐお座敷のお店での食事や飲み会も増えてきますよね。その時に床に汗や足跡がベッタリついてしまうと…(>_<)
そうならないように、今回は足汗の原因と対策についてのお話です。
足汗の原因
寒いのに、どうして足にだけ汗をかくのか…。実は「足の冷え」が大きく関係しています。
足先は、心臓から遠いので元々冷えやすい部分。身体には、ちょうど良い体温に保とうとする機能があるので、冷えた足先を温めるためにたくさん血液を送ります。
すると今度は、体温が上がり過ぎることを防ぐために、温度を下げて、ちょうど良い体温に保とうとする機能が働き、発汗作用が起こり足に汗をかいてしまうんです。
そうなると、汗をかくことで足はさらに冷え、冷えた足を温めようとする作用でまた足に汗をかく…という、足汗と足冷えの悪循環に陥ってしまいます((+_+))
1. 足が冷たいから温めようとしてたくさん血液を送る
2. たくさん血液が送られて体温が上がり過ぎることを防ぐために汗をかく
3. 汗をかいたままだと余計に冷えるので、また温めようと血液を送る
4. 体温を調整するためにまた汗をかく
以上を繰り返し・・・
さらに、汗を放置すると雑菌が繁殖して足のニオイの原因にも…。パンプスやブーツを脱いだ後の蒸れやニオイも、多くの場合は足汗が原因なんです。
足汗の対策
そこで、対策としてオススメなのが天然繊維の5本指靴下です。
足の指の間は最も汗が溜まりやすい部分。足の指の間の汗をしっかり吸収・乾燥させることで、汗、冷え、ニオイなどの原因を解消します。
化学繊維の靴下だと吸水力がなかったり、乾燥せずにずっと濡れたままで、余計に冷えの原因になる場合があるので注意してください。
冷えを防ぐためのカバーソックスとの重ねばきが効果的です。
1枚目の靴下に汗をかいても、カバーソックスがあれば、外まで汗が染みださないというメリットもあります。
発汗には、精神的なストレスも影響するので、汗をかかないように気にしすぎると逆に汗をかいてしまうことも…。安心の意味でもカバーソックスはオススメです◎
シルク100% 5本指靴下
綿100% 5本指靴下
大きめの靴を履いている場合はニオイに注意
足のサイズより少し大きめの靴を履いている場合は、足と靴の間に空間ができますよね。
その空間内の空気が体温で温められることで、雑菌が繁殖しやすくなってニオイの原因になるそうです。
足が冷たいままなのに、靴の中はモワッと蒸れている場合は要注意。
重ねばきソックスで、なるべく足と靴に余分なスペースができないように調整しましょう。
冷えとり重ねばき靴下
足先の冷え対策には、はらまきパンツをプラス
さらに意外かもしれませんが、腹巻とパンツ(ボトム)がくっついた「腹巻パンツ(はらまき付ボトム)」も足先の冷えに効果あり◎
脚の付け根の「鼠径部(そけいぶ)」には、大腿動脈という肌の表面に近い中で2番目に太い血管が通っています。
鼠径部をしっかり温めることで、温かい血液を下半身に運び、さらに足首や腰で冷やされた血液を温め直すことができるんです。
5本指靴下と合わせて着るとさらに効果的♪
腹巻パンツの効果について、詳しくは【夏の冷え性、冷房対策には腹巻パンツがおすすめ】コラムもご覧ください。
おなかを温めて足冷え、足汗対策!はらまきパンツ
今の時季からしっかり足汗&足冷え対策をして、オールシーズン快適に過ごしましょう☆