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今月のおすすめ

中村さんの言葉

日々の暮らしにやさしくなれる「ヒント」を求めて。
お肌にやさしいボディヒンツアイテムを愛用する人々との座談会を、毎月記録していく本ページ。

03. 中村 彰男さん| だって、僕等は一瞬ですから。


今回のゲストは、ボディヒンツの運営元である株式会社タカギでパターン設計をつとめる中村彰男さん。
「中村さんは頭がいい」「中村さんはまじめで面白い」「中村さんは完璧主義者だ」中村さんってどんな人なんだろう?
社内で数々の指名があり、ミステリアスな存在で密かに注目を集める中村さんに、突撃インタビューしてきました。

〈プロフィール〉
前の会社で退職届を提出した直後、有休消化中に会社が倒産
㈱タカギに入社してからも、30年近くパターン設計業務をつとめるプロ
趣味はアニメと競馬
休日はウォーキングを習慣にしている

中村さん

今年64歳になる中村さん。

『実は、僕は年齢って、あまり意識したことがないんです。』


第1回目のインタビューで平敷さんが仰ったことと真逆の言葉が飛んできて、とても印象的だった。

『歳はとるもんですから。怖がっても仕方ないじゃないですか。だから、体が悪いのは分かってたんですけど、なかなかスッと病院に行かなかったんです、きっかけがなくて。
でも親父が死んだとき、葬儀のあと、することがなかったので、なんとなく血圧計で計ったら、上が200下が150とかで。ちょっとまずいなあと。(苦笑)
そんなこともあって、かかりつけ医を決めて通うようになったんですよ。』

毎日体重量ってるし、ちゃんと運動してるし、中村さんって、美意識が高いんだと思ってたんですけど、もしかして違いましたか?(笑)

『はい。全っ然、僕そんなことないですよ。(笑)ウォーキングも、暴飲暴食のためにやってるだけやし。
お医者さんに、運動しなさいって言われたから、やってるだけであって。』

暴飲暴食のため(笑)いつもどのくらい歩いてるんですか?

『晴れた日の休日は、朝に2時間以上は歩いてますねぇ。
最初は1時間を目安に歩いてたんですけど、1時間やと7~8000歩くらいで、だんだん物足りなくなってきて、今は15000歩ほど。 メンタルにもいいよ!歩くのは。』

すごい!やっぱ続けてると効果あります?

『うん、やっぱりねえ、最近は雨が続いてますけど、歩けないと、やっぱり、なんか…あかんねん。元気がでない。
やっぱり、朝日を浴びなあかん。
あと、歩いてると、全然知らない人なんですけど、挨拶してくれたりするんですよ。
そういうのも、なんか、いいなあって。』

続けているうちに、中村さんにとって、とても大切な習慣になっていったんですね。

インタビュー

『僕は、コンピューターとお友だちですから。』


ちょっと照れくさそうな笑顔でそう話す中村さんは、
機械を信頼し、コンピューターと助け合っているような、
そんな雰囲気でした。

『どうやら、僕が入社するちょうど1年ほど前に、会社に「CAD」が導入されていたようです。』

CADとは・・・「Computer Aided Design」の略。
コンピュータを用いて設計をすること。あるいはコンピュータによる設計支援ツールのこと。


CAD

前職でもパターン設計に携わっていた中村さん。
当時、靴用のCADは知っていたそうですが、ソフト素材用のアパレルCADの存在は知らなかったとのこと。

『CADを扱う業務を担うことになって、入社して数ヵ月で、アパレル用CADの機械の説明を受けにいきました。
今までは全部手で書いて、切って、型紙をつくっていましたから、機械の説明を聞いて、「なんて便利なもんがあるのん…?!」って驚愕。すっかりハマりましたね。』

PC作業

便利なものを、便利と思える感覚は、手作業の大変さを知っている人にしかわからない。
機械がない時代の努力や、目の前にある機器の便利さ、その感覚の尊さを改めて感じる瞬間でした。

パターン設計とは、主にどんな業務内容なのでしょうか?

『マスターのパターンを基準に原点を決めて各パターンのポイントを動かして、PCの中でうまくサイズの展開やちがうパターンを作成できるようにプログラミングしていく作業です。』

むずかしそう。苦戦したこともありましたか?

『僕はあんまり、苦戦したことはないですねえ。
ただ、基本的にはショーツとかよりも全身に纏うものや補正用のもののほうがパターン作りが難しいんですけど、
パターン通りに製品が出来上がっても、女性用が多いから、試着もできないので、そこは難しいですねぇ。』

そうですよね。でも、私てきに、CAD業務は中村さんが活きる天職だと思います。

『いやいや、僕はね、コンピューターのプログラムを作った人が、すごいなあと思いますよ。
効率的で合理的で、機械は自分が間違ったことするとエラーが出て教えてくれるし、ちゃんと答えてくれる。
僕は、家に帰ってまずすることといえば、コンピューターの電源をつけることなんです。
仕事でもコンピューターを扱って、休日もコンピューターで競馬をしてアニメをみて…
気づいたら、1日中コンピューターと向き合って過ごす生活になっていました。(笑)』

PC作業

すごいです・・・私は機械に疎いので、毎日苦戦しながらPCに向き合ってますよ(笑)

『コンピューターは、融通が利かへんということだけ、分かってあげないとあかんからね。
自分が間違ってたらエラーは出してくれるけど、エラーの原因や具体的な理由は、こっちで調べてあげないといけない。』

なるほどぉ。なんだか、まるで、機械をお世話してるみたい。

『その分、こっちもお世話してもらってますからねぇ。』

コンピューターと中村さんは、なんだか息ぴったりで。
これから私も、機械に対して、もっと親切な態度をとっていこうと思いました。

『ずっとコンピューターと向き合ってるから、
おかげさまで目もずっと悪いし、 いかに僕にとって歩く時間が大切かが分かるでしょう?(笑)』

真面目で健康オタクなのかと思いきや、
たばこも吸うし、夜中までアニメも観るし、意外と無邪気。
▼そんな中村さんの思い入れアイテムは
テンセル™モダール×Micro繊維メンズニットトランクス
テンセルメンズトランクス

『とにかく柔らかい素材が好きな人におすすめです。』


『あとは、伸びないトランクスが苦手な人。
メンズ用のフィットするパンツは、キツイ場合が多いですが、このトランクスは、素材が柔らかいのでフィットしてても全然キツく感じないですよ。』

中村さんは、素材の特徴を生かした商品開発のために、販売中の商品に対しても、沢山のアイデアをくださいます。
仕事中はポーカーフェイスでクール。真面目で公明正大。
中村さんのお話しを聞いていると社内で噂されているイメージとは打って変わって、
「自由で私心に正直に生きている」そんな印象を持ちました。

人も、どんなアイテムも、見かけによらず、実際に触れてみないと分からないことも多い。
中村さんとの対談は、そんなことを改めて実感できる貴重な時間でした。

エンド

『この業界はAIを導入しづらいと、僕は思うんです。
ロボットじゃなくて、人間同等のアンドロイドじゃないと、ミシンを使った繊細なものづくりは、できない。
だから、1000年後、素材革命や技術革新があると、
僕は思います。
あったら便利な新素材とか、機能とか、
僕も考えたりはしますけどね。
でももう、歳的に今からは不可能なこともある。
だって、僕等は一瞬ですから。
1000年後の自分のいない時代は、一体どうなってるやろうって思いますねえ。
未来のおっきなイノベーションに期待しています。』


▼中村さんの携わる記事
多様化する【楽ブラ】ノンワイヤーブラの選び方をデータで解説! 多様化する【楽ブラ】ノンワイヤーブラの選び方をデータで解説!
『引張試験(ひっぱりしけん)の機械があるんですけど、これまで素材単体の伸びを図ることしか、したことがなかったんですよ。
この機械、もっと有効的な使い方ができひんのかなあ?
とずっと考えてて、、、
生地単体の伸縮率が分かっても、
それが縫製されて、製品になったときにどうなるかが、
わからないじゃないですか。
だから、この素材なら、このパターンにしよう!
っていう結びつきが曖昧やったので、
製品そのものを図る用に使えないかなあと思って。
試験条件をつくり、機械の設定を行って効率よく使えるようにしました。』
引張試験機
『なので、製品のある程度のフィット感が
データでわかるようになりました。
相対比較ができて、いつか、この結果が、
もっと心地好いを追究したものづくりに
役立っていくことを願っています。』


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今、わたしにできることは何か。
発想を、夢を、心を、未来につなげていく。


なぜ、お肌にやさしいアイテムを、身につけるのか。
日々の暮らしにやさしくなれる「ヒント」を求めて。



取材/文章/撮影:ボディヒンツstaff えぬ



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